不動産売却をしたお金で、相続税の納税をしたいというご相談でした。
今回対応させていただいたのは、あなたの担任柏原です。
お話を聞かせていただき、相続税申告に強い税理士と相続不動産の取り扱いに慣れている不動産業者を紹介させていただきました。
ご相談者は相続人4名のうちの1名の方でした。相続人は4姉妹でしたが、関係は良好という訳ではないこと、金融資産は、株、現金があり、不動産の割合は割合は多い状況でした。相続財産が多岐にわたり、相続税がどれくらいかかるかの目安を出すのに税理士の先生もご苦労されていました。
そんな中、相談内容は、相続税の申告までに不動産を4件売却して、受け取った売買代金で相続税の納税をしたいという相談でした。
まずは、相続税申告専門の税理士の先生にお願いし、相続財産の把握と相続税の金額を算出していただき、最終的には相続税の申告までしていただきました。
さらに不動産の売却については、相続不動産の取り扱いについて経験豊富な不動産業者を紹介させていただきました。
相続税の納税金額以上、市場価格以上で、納税期日までに不動産の売却をスムーズに進められる経験が必要でした。
信頼していた不動産業者様が見事に4物件を無事、想定以上の価格で期日内に売却していただきました。
星の数ほどある不動産業者の中から、なぜ1社を選ぶことができたか?
種明かしをすると、私は不動産業者に条件を出しました。
相続財産である不動産は、土地面積が2区画以上の大きめの土地とアパートでした。
よって、購入検討していただくターゲットとなりえる検討者は、不動産業者か不動産の投資家ということになります。
一般のエンドユーザーが住宅ローンを組んで、購入することはあり得ない不動産だったので、価格を決めてから、集客していくという方法での販売ではなくて、最低入札価格を決めて、それ以上の価格で札を入れてもらう形を取る、入札方式で、進めてくれる不動産業者を探しました。
公平性を保ち、売主さんの利益を損なわないように、囲い込みをしないと私が信頼している不動産業者を紹介させていただき、その不動産業者も丁寧に誠意を持って対応していただくことができました。
地元業者は基本全てに紹介していただき、トータルでは50社以上の不動産買取業者に紹介してもらい、見込み価格以上で売却をすることができました。
入札方式で売却するメリットは、入札期日から契約、決済日(売買代金支払い日)などの期日管理ができること、購入したい気持ちを持っている不動産業者を競わせてより高い金額を引き出すことができることです。
私は親高校を運営しながら、不動産業者にも勤めていますので、これらの条件を飲んでいただける信頼できる業者さんを紹介させていただきました。
相続発生して、10ヵ月以内に相続税の申告、納税が必要です。
期日を守って、多少余裕を持ちながら、相続税を納税できました。
ご満足いただいたご相談者の姿を見て、私も幸せな気持ちになりました。
親高校では、相続に強い税理士事務所、相続不動産の取り扱いについて経験豊富な不動産会社を紹介することができます。
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